どうも!mecatです!
今回は全盛期の時はボクシングヘビー級史上最強の1人だと私は思っているマイク・タイソンの事について書きたい(紹介したい)と思います。
メイウェザー、パッキャオ、ロイ・ジョーンズ、ナジーム・ハメド、リカルド・ロペスやボクシングの記事も書いてますのでよろしければどうぞ!
タイソンの事は前の記事にも多少書きましたが、今回はより詳しく書いていきたいと思います。
宇宙一強いと言われた男

タイソンの事を知ったのは小学生の頃でその時は名前を知っているけど、よく知らなく誤解をしている所もありました。
それからしばらく経過して、タイソンの試合を初めて見た時に素人ながら凄いなと思いました。
タイソンの全盛期はパンチ力・スピード・テクニック・スタミナなど全体的に優れている印象がありました。
スピード
スピードはその時私は軽量級のボクシングの試合を見ていましたが、タイソンはヘビー級でありながら軽量級のプロボクサーの人とあまり変わらないくらいのスピードがあったように感じられた事に驚きました。
パンチ力
パンチ力もKO率が8割くらいと多くのプロボクサーをKOしていて、私が印象に残っているロレンゾ・ボーイド戦とエディー・リチャードソン戦の2試合です。
この2人をKOした時のパンチが他のプロボクサー(チャンピオンクラスも含めて)でも見た事なかったので驚きました。
ロレンゾ・ボーイド戦はタイソンがよく使用しているコンビネーション右ボディーフックからの右アッパーでKOして、この右アッパーの衝撃でロレンゾの体がリング中央近くからリングの端までとばされてます。
エディー・リチャードソン戦はリチャードソンがフットワークを使用して、下がっている所にタイソンが体を沈めて左フックを当てKOしてますが、リング端からリング中央までリチャードソンの体がとばされてます。
私が今までのプロボクサーの人で見た事があるのはパンチが当たってよろめいたり体を押されてとばされるのを見た事はあってもパンチの衝撃だけで体がとばされるのは見た事がありませんでした。
スタミナ
スタミナは1ラウンドから12ラウンドまでそんなに落ちない印象があります。
しかもタイソンの場合ファイターの中でも手数が多いから余計にスタミナを消費するボクシングだと思いますが、ペースは始めからあまり落ちずに最後まで維持できています。
テクニック
テクニックはオフェンスもあると思いますが私が印象に残っているのは、ディフェンスで頭を振るヘッドスリッピング(ヘッドスリップ)をよく使用して相手のパンチを避けている事です。
トレーニングシーンでケビン・ルーニートレーナーのジャブを前に踏み込みながら左右のヘッドスリップで避けているのを見た事があります。
全盛期までの出来事

ただそれ以上に驚いたのがとてつもない練習をしていた事でした。
私は初めてタイソンの試合を見た時に、「あれだけの動きができるのは才能が多くを占めているからだ」と思っていたから、余計に驚きました。
私が知っている情報だと全盛期時の1日の練習時間は、7~12時間ほどだったみたいです。
パッキャオやメイウェザー(今は引退してますが)はそれと同じか近いくらいは練習をしているかもしれませんが、他のボクサーの人は1日3、4時間くらいが平均だという事を聞いた事があるので、それが本当だとしたらタイソンが全盛期の時あれだけ強かったのが納得できます。
タイソンの全盛期の練習内容は基本的なボクシングの練習(ロードワーク・シャドーボクシング・ロープスキッピング「縄跳び」・ミット打ち・サンドバック打ち・スパーリングなど)+筋トレ(腹筋・シュラッグ・ディップス・腕立て伏せ・ブリッジなど)+エクササイズや自転車漕ぎなどをしているのをネットやYOUTUBEで見た事があります。
ただタイソンは努力だけじゃなく才能もあったのは確かみたいで、タイソンが12歳の時から世界王者になる前に亡くなるまで教えていた名伯楽(めいはくらく)カス・ダマトが、様々なボクサーを教えてきた中で1番才能があったという風に言っていたみたいです。
努力や才能があるタイソンですが意外なのはあれだけ強いタイソンが、9歳くらいまでは鳩を飼っている鳩好きの気弱ないじめられっ子だった事です。
今のようになったのはその鳩を飼っていたタイソンをいじめていた不良達が殺めた事で、タイソンが怒ってその不良達を倒してからタイソン自身が強い事を知り、ボクシングを始めるまでに荒(すさ)んだ生活を送っていたみたいです。
タイソンは9歳までに家を転々としており、最後に行き着いたのが当時アメリカの中でも1番治安の悪いブルックリンでした。
その治安の悪さは当時のブルックリンのアメリカの警察官も悪い事をしていた人が多かったほどだったみたいです。
そしてダマトと運命の出会いを果たします。
しかし出会って2年間くらいタイソンはダマトの事を信用できなかったみたいです。
ダマトはファイターを育てるのが得意で、タイソンの前にもホセ・トーレスやフロイド・パターソンという世界王者を輩出しています。
そして偉大なボクサーモハメド・アリとも対談したり、モハメド・アリが試合の前にどうしたらいいかアドバイスを求めた事もあるほどの人物です。
ダマトはタイソンをボクシングの世界王者に育てるのを目指していましたが、高齢だった事もありタイソンが世界王者になる前に夢半ばで他界してしまいます。
タイソンはダマトのためにも世界王者になりたいと思っていたみたいで、ショックだったと思いますがタイソンがダマトの次に仲良かったジム・ジェイコブスが亡くなるまでの間は、全盛期のままでい続ける事ができました。
専門家の人が言っていたタイソンの全盛期は、マイケル・スピンクス(ヘビー級IBF世界王者)戦みたいです。
全盛期を過ぎて引退するまで

その後は世界王者に返り咲いた時もありますが、全盛期の時よりも落ちているように私は見えました
あまり細かい事はよくわかりませんが、特にスタミナが落ちているように感じました。
全盛期時よりも動き続けられなくなった事により、手数が少なくなったりパンチをもらう数が多くなっているような感じがします。
あと全盛期の時はファイターはファイターだけど、もっと丁寧にジャブから攻めていって強いパンチを当ててたけど落ちてからはその時よりも雑なボクシングになっているような気がします。
ホセ・トーレスやタイソンをよく知っている人がいうには、いろんな要素が落ちていたみたいです。
最後に
私はプロボクサーの中でもタイソンの試合を1番よく見てるかもしれないです。
初めてタイソンの試合を見た時も凄いと思いましたが、それから様々なプロボクサーの人(チャンピオンクラスの人を含めて)を見ましたが、今タイソンの試合を見てもその時と変わらず凄いと思います。
1番見てみたい試合はモハメド・アリと対戦ですが、今いるヘビー級世界チャンピオンのワイルダーやアンディ―・ルイスやアンソニー・ジョシュアとタイソンが試合をしたらどうなるのかという想像をする時もあります。
あとタイソンはモハメド・アリの事を尊敬や憧れていて、アリについて悪く言っているのを聞いた事が私は無いです。
これから先「タイソンよりはっきりと上だと思うプロボクサーが出てくるのかな」と思っています。

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