今回は先にトキを好きになって後にシュウを好きになった北斗の拳について書きたい(紹介したい)と思います。
北斗の拳は北斗神拳伝承者(でんしょうしゃ)を決めるために長兄(ちょうけい)ラオウ 次兄トキ 三男 ジャギだけではなく、義兄弟の主人公ケンシロウの争いが関係のない人を巻き込んで様々な戦いが繰り広げていくストーリーです。
私は北斗の拳はリアルタイムでは見た事が無いですが、何かで見たのは覚えています(笑)
初めて見た時に面白く最後まで一通り見ました。
継承者を決めるために様々な戦いが繰り広げられた
北斗の拳の中で私が好きなキャラクターは、トキとシュウです。
トキは北斗2000年の歴史の中で最も華麗な技を持っていて、 ケンシロウ達を助けるために死の灰を浴びて、病気にならなかったら継承者になっていたかもしれないほどの人物です。
しかも4兄弟の中で最も思いやりがある人物で、その思いやりからくる独自の北斗神拳を使用します。(北斗有情破顔拳や北斗有情断迅拳など)
病になってから最後にラオウとの戦いでその人生に幕を下ろします。
病になっているからなのかラオウへの憧れなのかトキらしくない剛拳(ごうけん)を使用していました。(作中唯一かも!?)
その剛拳は一時的に剛力が得られる代わりに死んでしまう秘孔(ひこう)を自ら突いた事で可能としました。
そうしてでもラオウに勝とうとした覚悟や氣持ちは非情になったラオウに涙を流させるほどでした。
シュウは南斗六聖拳の1つ南斗白鷺拳(なんとはくろけん)の使い手で、ケンシロウとは2度戦っています。
私が好きになったのは1度目に子供の時のケンシロウと戦った時(正確には勝敗が決まった後)です。
その時は、シュウの方が実力が上で歯が立たなくこのままではケンシロウの命が危なくなっていた所を、シュウが自分の両目を奪う代わりにケンシロウの命を救ってくれました。
この勝負は10人抜きできればケンシロウの勝利で、立会人は「南斗六聖拳最強」のサウザーと「拳王」ラオウでした。
2度目の勝負はケンシロウが大きくなってからで、戦い終わるまではケンシロウはシュウの事がわからないみたいでした。
強くなったケンシロウと弱くなった!?(倒す気もなかった!?)シュウの戦いはケンシロウに軍配が上がりました。
シュウが皆を守るためにサウザーに殺害された時は悲しかったです。
その時に残虐(ざんぎゃく)の限りを尽くしているサウザーに怒りを感じていましたが、ケンシロウに倒された時にサウザーの回想を見て、サウザーもつらい経験をしている事を知った時は複雑な気持ちになりました。
トキとシュウもそうですが自分には真似できないけどなぜか好きになりました。
北斗の拳最後の戦いはケンシロウとラオウの一騎打ちで、作中中盤まではラオウの方が強かったですが、終盤にケンシロウが北斗神拳奥義「無想転生(むそうてんせい)」を会得してからはケンシロウの方が強くなってからの戦いでした。
無想転生は悲しみを乗り越えた先に会得できる技で、これを身に付けると南斗水鳥拳のレイやトキなど他のキャラの技を自由自在に扱えます。
最後の戦いが始まった時はケンシロウのみが使用できて有利に進むかと思いきやすでに、ラオウはこの戦いの前にユリアを殺めた!?事により、その悲しみを乗り越え無想転生を習得してたため互角の戦いになります。
同じ技を使用する事ができる事によって一日の長があるラオウが一時有利になりますが、最後にお互いの全身全霊(ぜんしんぜんれい)の攻撃で、ラオウの一撃をケンシロウが回避してラオウに一撃をヒットさせた事で、ラオウの敗北(その後死亡)終わりを迎えます。
戦い自体も良かったですが、戦いの中でお互いが認め合って戦っている感じも良かったです。
ラオウはサウザーほど残虐非道ではなかったですが、暴力的な所があってあまり好きではなかったですが、最後の戦いで潔い亡くなり方をした所やリュウケンに北斗神拳をトキと一緒に教わるためにトキを見捨てずにトキをかついで崖を登る優しさがある所は好きでした。
最後に亡くなる時の言葉「我が生涯に一片の悔いなし」は名セリフですね。
ナレーションやセリフも面白い
このアニメはキャラやストーリーも面白いですが、独特なナレーションも面白かったです。
ナレーション(次回予告も含め)を務めているのはワンピースのバギーやドラゴンボールのラディッツなどで有名な千葉繁(ちばしげる)さんですが、次回予告は回を重ねるごとにテンションが高くなっていきます(笑)
アウトデラックスに千葉さんが出演している回で、その時気絶しそうになっていた事を語っていました。
歌舞伎調になっていた時もありますが、視聴者の支持を得られずまた元のテンションの高いナレーションに戻したそうです。
あと技を使用する時のセリフや敵が倒される時のセリフも面白かったです。
代表的なものだとケンシロウの北斗百裂拳(ひゃくれつけん)の最後に「おわったぁー」や敵の秘孔を突いた後に「お前はもう死んでいる」などがあります。
それ以外にもハートの「ひでぶ」や名前がないキャラの「あべし」などが有名だと思いますが、私が印象に残っているのだと「ぱぴぷぺぽ」があります。
こういう部分は他の漫画&アニメにはない(たぶん!?)北斗の拳ならではの面白い所だと思います。
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