[リカルドロペス]技術だけならボクシング史上No.1かも!? | さいきんくんブログ

[リカルドロペス]技術だけならボクシング史上No.1かも!?

スポーツ


どうも!mecatです!


今回はテクニックだけならボクシング史上No.1かもしれない!?リカルドロペスについて書きたい(紹介したい)と思います。

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アマ・プロ共に負け知らずのボクサー


リカルドロペスはメキシコ出身のプロボクサーでミニマム級とライトフライ級の2階級に渡って世界王者になっています。


しかも1度引き分けていますがアマ・プロで負ける事なく引退しています

私が知る所でプロで無敗のまま引退したボクサーはフロイド・メイウェザーjrやロッキー・マルシアノの2人しかいません。


アマチュアも含めて無敗なのはロペスだけしか知りません。


リカルドロペスのボクシングスタイルは右利きのボクサーファイターで、穴が少なくミニマム&ライトフライ級ではスピード&パワー&オフェンス&ディフェンスなど全体的に優れていて、ミニマム級史上No.1かもしれません。


スピードは最初少し見た時にミニマム&ライトフライ級として考えた場合、「そこまで速くないのかな」と思っていたんですが、その後様々な試合を見ていたら速い事がわかりました。


あとロペスはメキシカン(メキシコ人ボクサー)ならではのパンチの打ち方をしているのも速く見えづらい要因だと思っています。


肩を入れるパンチの打ち方をする事でリーチやパンチ力は上がりますが、距離が長くなる分パンチを打ち終わるまでや元の構えに戻るまでに通常の打ち方よりも時間がかかるため、速くみえづらくなるのだと思います。


日本人ボクサーは、基本的にコンビネーションや対戦相手に当ててポイントを取る事を優先しているため数を打つパンチの打ち方をしています。


逆にメキシカンは数やポイントを取る事よりもKO狙いのパンチを打つ傾向にあります。


パワーはそれほど多くはない手数で6割以上のKO率を誇っています。

ロペスが対戦相手からダウンやKOを奪ったりしているシーンで、印象に残っているパンチは左アッパーです。


当たりそうもない遠い距離から全身のバネを使用して打ち上げているからか、ヒットした対戦相手が少し浮いたように見える時がありました


オフェンスは戦っている対戦相手の人がフェイントや独特のリズムで、パンチを打ってくるため「タイミングがわからずにディフェンスがしづらい」というのを聞いた事があります。


その1つの例に左ジャブをボディーに何回か打っていて、対戦相手が左ジャブが来る事がわかってディフェンスしようと右腕が下がった所を、ロペスが左ジャブボディーをフェイントして顔面に左フックを打っているのを見た事があります。


そしてなんといっても私が1番凄いと思っているのがディフェンスです。

今まで見た凄いボクサーの人でもディフェンスをする時は、ガードか回避するのどちらかになりますがロペスはガードをしながら回避する事ができます


しかも、たとえガードをしていなくても多く(ほとんど)のパンチを回避してあまり被弾しないので当たったとしてもダメージは少ないように思います。


あとこれはロペスしか見た事がないのですが、試合のR(ラウンド)が始まる少し前からすでに構えています


ロペスは実力だけでなくボクシングに向き合う姿勢も素晴らしく、「ボクサーの鑑(かがみ)」と言われています。


ロペスのフォームで通常と違う所ではガードが高いというのもありますが、私が1番気になったのは腰や膝(ひざ)の高さが高い点です。


これは、多くのボクサーよりも大腿二頭筋(太ももの裏側の筋肉)が柔らかいからこそできるのだと思います。


まだ少しだけの時間だったら多くのボクサーでもできるとは思いますが、その体勢を基本とするのは困難だと思います。


ミニマム級で21or22回も世界タイトルを連続防衛して、あともう少しで世界記録の26連続防衛まで到達していました。


普通からすれば世界王者になる事でも凄いですが、凄いボクサーはその階級で世界王者になってから同じ階級の4つ全て(WBA・WBC・IBF・WBO)の団体制覇をするか、そのまま防衛するか、上の階級で世界王者になるか分かれます。(同時にできる事もあります)


ロペスは主に防衛の方に力を入れましたが、階級制覇の方に力を入れていたら「3、4階級まではいけたんじゃないかな」と思っています。


私の中で防衛はモチベーションをどこまで維持できるのかの精神的要因で、階級制覇は実力をどこまで高めていけるかの肉体的要因が決めてになるイメージがあります。

独自の練習法やローマン・ゴンザレスとの比較


YOUTUBEでサンドバック打ちの練習動画を見た事があるのですが、その方法が今まで見たボクサーと違っていて、それは単発のパンチやコンビネーションを打った後にサンドバックの周りを少し歩くのを繰り返し練習していました


たまに左右のストレート&フック&アッパーの連打も打っていました。

私が見てきたボクサーでサンドバックの周りを動くときは、フットワークやステップを使用する事が多かったので、初めて見ました。


少し前にロペスは、ローマン・ゴンザレスとどちらが上か比較されていたりしました。

ロペスはボクサーファイターでゴンザレスはファイターだから、ゴンザレスが攻めていくのをロペスが捌(さば)いたりしてカウンターで迎え撃つような想像をしてしまいます。


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